ピービーって言うのがお買い得商品ってTVで言ってた！
でも、ピービーって何、、！！
プライベートブランド（PB）とは
PBとNB
「プライベートブランド」という言葉を耳にしたことはありますか？
よく買い物に行く方なら意識して商品を目にすることもあるかもしれませんが、普段なかなか商品を細かく確認しない方には聞き慣れない言葉かもしれません。
スーパーやコンビニなどに並んでいる商品には、大きく分けて「どこのお店でも買えるもの」と「そのお店でしか買えないもの」があります。
例えば、日清カップヌードルや、アサヒスーパードライ、カルビーポテトチップス等の商品は、様々なスーパーやコンビニで同じ商品を購入することができます。
一方、そのお店（チェーン）に行かないと、その商品やブランドが購入できないものもありますよね。
セブンイレブンであればセブンプレミアム、イオンであればトップバリュなど、これらのブランドや商品は「プライベートブランド（PB）」と呼ばれます。
自社で工場を持たないスーパーやコンビニなどの小売店では、工場を持つメーカーに製造を委託する形で商品化を行っています。
なるほど！セブンプレミアムの商品よく買うけど、たしかにローソンには置いてないよね！！
また、「プライベートブランド（PB）」の対義語として、広く知れ渡っているメーカーのブランドという意味合いから、日清カップヌードルや、アサヒスーパードライなどは「ナショナルブランド（NB）」という呼ばれ方をします。
ただ、PB以外の商品のことをNBと広く呼ぶことがあり、超大手のメーカーの商品に限らない場合が多いです。
PBは独自のもので、NBはそれ以外のものってことだね！
PBは言葉の意味から独自感があるけど、NBはなんか難しい言葉に感じるね、、
PBのメリット
それで、独自商品のPBはなんでお買い得なの？
メディアなどでも頻繁に、「PB商品はお買い得！」と取り上げられることがあります。
どういう仕組なのか確認してみましょう。
一般的にNBの商品は、メーカーの工場で製造され、卸売業者を通して小売店が仕入れます。
メーカーと小売店との間に卸売業者が介入することで、その分商品にかかるコストが増えてしまいます。
え、、、
それならメーカーと小売店が直接やり取りすればよくないかな、、
メーカーはなるべく商品をいろいろなお店に置いてもらいたい、小売店は商品を安く仕入れたい。
そのためには、仲介となる卸売業者が無い方がやり取りがシンプルで無駄なコストはかかりません。
しかし、メーカーが無数にある小売店と直接のやりとりをするのは難しく、また小売店としても無数にあるメーカーと直接やり取りをするのは現実的ではありません。
そこで両者の間に卸売業者が入ることで、卸しや仕入れが円滑に行われるようにしています。
一方、PB商品はメーカーが商品を製造し、小売店がそれを直接仕入れて販売する形を取ることが多いです。
つまり、NBで余分にかかっていたコストがまるっと削減できることになります。
さらに、PB商品はNBメーカーのようにテレビCMで大々的に広告を出すこともあまりありません。
小売店としては削減できたコストをそのまま商品の値下げにつなげることができるので、お店に並ぶ商品がNBの商品と比べて安価になる傾向があります。
またメーカーとしても、小売店がまとまった数量の商品を発注してくれるため、自社の安定的な売上を確保できる点や、商品開発に労力を割かなくても売上につながる点など、様々なメリットがあります。
PB商品は、メーカーにも小売店にも、さらには小売店で商品を購入する消費者にもメリットがあるんだね！
PBのブランド展開
PBがなんかお得っぽいっていうことは分かった！
ちなみに、PBならどんなものでも安く購入できるのかな？
セブンイレブンの店頭に置いてるPB商品を見てみると、同じセブンイレブンのPBでも異なるブランドの展開があることに気が付きます。
セブンプレミアムは、「毎日食べたい」と満足いただけるおいしさを、食卓にお届けします。
https://7premium.jp/7premium
セブンプレミアムゴールドは、一流の料理人や専門家と共に「とっておきの味」とみんなに教えたくなるおいしさを、食卓にお届けします。
https://7premium.jp/7premium
つまり、セブンイレブンにはお手頃な「セブンプレミアム」とワンランク上の「セブンプレミアム ゴールド」の2つのブランドの商品があるということです。
セブンイレブンだけでなく、同じようにPBをいくつかのブランドで展開する小売業者は多く存在しています。
よくあるパターンなのは、「NB商品と同等の品質で価格を抑えたもの」「NBで販売されていない独自の商品や、高品質の商品」のブランド展開です。
後者のブランドは、仲介となる卸業者がなくなって浮いたコストを、商品開発のコストや素材のコストに回しているイメージですね。
なるほどなるほど！
PBでも価格の高いものがあるなぁとウスウス思っていたけど、
その分高品質なものだったりするのか！
でもまぁどっちみちPBはお得そうだね！
PBはどこで購入する？
さっそくPBの商品買いに行こ！
、、、どこならあるんだろう、、、
今や、PB商品はいたるところにあふれています。
イオングループのお店（イオン、ダイエー、マックスバリュー、ベルク、カスミ、、、）ではトップバリュの商品が購入でき、
セブン＆アイ・ホールディングスのお店（イトーヨーカドー、セブンイレブン、ヨークマート、、、）ではセブンプレミアムの商品が購入できます。
またセブンイレブンだけでなく、ローソンやファミリーマート、ミニストップといったコンビニ各社でもそれぞれのPB商品が販売されています。
さらに、スーパーやコンビニだけでなく、カインズホームやドン・キホーテなど、様々なお店で、食品に限らず様々な商品がPBとして開発、販売されています。
PB節約のまとめ
PB商品は卸業者が介入しないことで、小売店がその分値段を下げたり、高品質な商品を販売することができるんだね！
なんか安いものは粗悪品なイメージもあったけど、安くできる理由があることを知って少し安心！
消費者としてはお得な買い物をしたいから、今度お店に行ったらどんなPB商品が置いてあるのかちょっと確認してみようかな～
NB商品と同等の品質で、それより価格が安いなら、ぜひPB商品を利用したいですよね。
節約の一貫として、まずは普段買っている商品をPB商品に置き換えていくのがおすすめです。
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